夢見るけむこ、レジン作家になりたいブログ

レジン作家への修行道中を語る!!(`・ω・’)

日常生活の中にある綺麗な色をレジンで作る

ご覧いただき、ありがとうございます( ´ ▽ ` )

今回は、普段何気無く見てるものをレジンで表現してみた話をします。よろしくお願いします。

日常には、さまざまな色が溢れていて、ふと目についたものが綺麗なグラデーションになっていたりする。今回、私の目に入った綺麗な配色は、これだ。

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見ての通り、コンタクトレンズ洗浄液のパッケージだ。洗面所に置いてあるのだが、歯磨きしてる時にふと目に付いて、「これ…なんかキレイ」と気付いた。
なんて事無い、コンピューターで描かれて大量生産されているであろう商品だけれど、私の心にはちょい刺さりしたので、レジンで作ってみることにした。

まずは、色選び。この4色に決ーめた。
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先日、マンドリンそっくりになったあの雫モールドで再現することにした。

kemko.hatenablog.com


赤紫からせっせと色を置き、順番に一番上のターコイズブルーまで重ねていく。そして硬化。またせっせと重ねて、硬化。何度か繰り返して出来たのが、これだ。

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見本の絵と比べると…何か濃いな。こういう濃くなる現象は、確か、着色剤が多すぎた時に起こっていたな。
だがもうその問題はすでに経験済みなので、今回は着色剤は入れすぎてないはず。少なくもないけど…心配性なので、無色にならないか心配でやや多めに入れたくなる気持ちはある。くそぅ…何でなんだ。

とりあえず、雫のことは置いておいて、余った着色レジン液を鉱物モールドに入れてみる。ちょっとだけ入れて、あとはレジン液を縁まで注ごう。投げやり気味に作ってみたら、
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あれ、意外と透明感が丁度良いのでは??

そこで私はようやく気が付いた。どれだけ着色剤を控え目にして着色レジン液を作っても、何層にも重ねて入れたら結局濃くなるのでは…?ということに。
着色レジン液を少し入れてから透明レジン液を入れても、色は残るし無色透明にはなり得ない。良く考えると当たり前のことだが、私の目からは鱗が落ちた。ぽろぽろ。

つまり、これまでのあの私が作成した透明感のない作品たちは、着色レジン液を重ねすぎていた可能性があるということか。

すごい、これはすごい発見だ!! さぁ、このすごい発見を踏まえてもう一度!!

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さっきよりマシだけども、まだちょっと濃いな…。
グラデーションに自信がなくて、3回くらい重ねちゃったからなぁ。(ダメだ、小心者根性が染み付いている…!!)

ともあれ、今回の発見は結構意味があるのではないか、とも思う。これで、レジンを憧れのセレスタイトに近付けることが出来るかも…!! 鍛練あるのみ。

ついでに、この配色を元にペンダントトップも作成してみたので、ここにあげておきます。
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ちょっとお気に入りの出来になったかもしれない…。うまく加工出来たら、ペンダントにして商品棚に並べてみようかな…。


この配色はやはり素敵な色でした。また日常で素敵な色を見つけたらレジンで表現してみようと思います。

結論:大切なことに気付いた気がする。
ただ、今回作成した作品どれも原形止めてない…!!

精進あるのみ…!!

お付き合いいただき、ありがとうございました(*´ω`*)